12/19/2016
text by Yoko Sawai
毎日のように出かけるので、ネタは有り余るほどあるのですが、実際行ってみないとその場所が本当に好きかどうかはわからないですね。この週末に、3つの違うバーに行きました。それぞれ売りがあり、お客さんの層も場所も違うので、比べてみました。

まず
do or dive。ベッドスタイにあるダイブバーです。元々do or dineというヒップスター・レストラン(フォアグラ・
ドーナツが売りだった)があった場所に、
アルファベット一文字だけ変えて、新しいバーにしたので、
看板も殆ど変える必要がなかったそうです(
上からVを書いただけ)。因みにここは、
lucky dog やSkinny Dennis, Rocka Rolla という、これまた典型的なダイブバーのオーナーがやっています。

エアホッケーに似たゲームや、安いビール($3-$7)、
カクテル(コーヒーカクテルが売り)があり、
20-40代ぐらいの地元の人がハングアウトしています。ベッドスタイには、まだバーが多くないので、地元にとっては有難いのでしょう。テレビあり、レトロ感覚なデコレーションもあり、グループでワイワイ出来るバーです。

ブッシュウィックのSincerely Burger。ここは、dear Bushwickという名前のレストランの時から、よくこの前を通っていて、気になっていたのです。隣にはYours Sincerelyというカクテル・バーで、タップ・カクテル(=すでにミックス済みのカクテルがタップで出て来る)が有名です。ここはdo or diveの様にガヤガヤしていなく、少人数でゆったりしたい時にオススメです。バーガーは、クラフト式で、自分で、パテ、バンズ、ソース、野菜を選びます。さらに付け合わせ(フライズ、ナチョス、ブロッコリーラブ)にも追加で、チリやチーズ、ベーコン・ジャムなどが選べます。かなり濃いのですが、癖になる美味しさです
。ドリンクの売りは、ホームメイドのレモネードやグレープフルーツソーダを使ったカクテルやミルクシェイク・カクテル(バーボンやラム入り)などです。お客さんは近所の人が殆どで、テイクアウトも多く、地元に馴染んでる感じでした。
そして、私は滅多に行かないパークスロープのbarbe。フランス人のオーナーがやっているバーで、バックルームでは毎日ショーが繰り広げられています。
ジャンルは、ジャズ、ジプシー、フォーク、ハワイアン、ラテンなどうるさくない音楽が中心です。そのためか、はたまた地元なのか、年配率が多い事!パンク、ロックショーに馴染んでいる私としては、珍しい光景でした。勿論着席式ですが、今時の若者もボチボチ入っていました。こういう所にみんなデートに来るんですね。ディナーの後、「ちょっと音楽でも聞きに行こうか」、なんて言ってるのでしょうか?
確かにジャンルとしては、嫌いな人はいない、ソツなく流れる、テクニカルなジプシー・ギター、アコースティック・ギター、ベース、アコーディオンで、難なくショーは進むのですが、個人的には、技術的に上手すぎて、魅力は感じませんでした。全く危なっかしい所がないした(指の動きが早すぎてついていけない!)、ほー、という感じで、一歩引いてしまいました。バーに座っている人もおじいちゃんだったり、お客さんには、ジャズやスィング専攻の学生さんがいたり、違うクラウドなので、つい人間ウォッチングをしてしまいました。カバーはドネーション式なので、大体$10ぐらいをみておけばOKです。この辺りのジャンルの音楽なら安い方だと思います。ブルックリンと一口に言っても、色んな楽しみ方が出来ますね。どこか心地よいか、是非試してみて下さい。
Do or dive
Sincerely burger
Barbes
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