12/30/2016
Text by Yoko Sawai
Kurt Vile とWoodsと言う、 2組のインディロッカーのショーに行きました。
Woodsはブルックリンのサイケ・フォーキー・ロックバンド。 最近では、インディ・ロックから、レゲエ、アフリカン、ジャズ などのトロピカルな色が入り、ドラマー、ギター、ベース、 ボーカル/ギター、サックス/キーボード、時にホーンが入り、イ ンディの中でも、キャレキシコやマイ・モーニング・ ジャケットのような大御所の貫禄を醸し出しています。
Kirt vileは、フォーク、ニューウエイブ、 カントリーなどをミックスしたちょっと変わったバイブを持つシン ガーです。語るように歌う、彼の歌詞にはユーモアがあり、 バンジョー、ピアノなどの音が、 よりフォーキーにフリーキーに響き、 酔いどれのダーティシンガーという、 憎めないキャラができ上がるのです。個人的には、ボブ・ ディランに通じる所があります。彼のバックバンドのthe violatorsには、mice parade, the swirlies のrob raaskoなど、玄人ミュージシャンが参加しているので、 音はマジシャンのように、スルッと入ってきます。
バンドを見たのは、 ターミナル5と言うミッドタウンの大会場です。この会場は、 遠い(56 st & 11 ave)し、音がプラスティック見たいに聞こえるので、 好きではないですが、この日はどちらも、 年明け前の忙しない時を、至福の時間に変えてくれました。 良いバンドがいれば、その時は幸せ、他の事は全て忘れ、 そこに集中します。彼らに共通していたのは、 フォーキーでダーティで、サックス、 ホーンなどの管楽器が入る所です。メンバーが、 マルチプレイヤーなので、曲毎に楽器をコロコロ変えていくのも、 2016年ショーでよく見ました。サックスとマルチプレイヤーが 2016年のキーとして、2017年も、 沢山の良いバンドに出会える事に期待します。
Terminal 5
610 w 56 th st
New York, NY 10019
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