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Contemporary color @ IFC center

3/4/2017
Text by Yoko Sawai

カラーガードを知っているでしょうか。アメリカの中学、高校、大学で、旗やライフルをバトンの様にくるくる回し、マーチング・バンドと一緒にプレイする団体競技です。色彩感や立体的な空間構成が重要視され、主に、フットボールのハーフタイムでプレイされるので「ああ、あれか」と思う人もいるでしょう。
「カラー」とは国旗あるいは軍旗の意味で、軍隊における旗の警護隊を起源とすることから「カラーガード」の名称で呼ばれます。

元トーキング・ヘッズのフロントマンディヴィッド・バーンがこの高校生のハイブリット・スポーツ/ダンス大会、カラーガードのチャンピオンシップを現代のポップ・ミュージシャンとペアリングし、キュレートしたドキュメンタリーが「コンテンポラリー・カラー」、私の好きなOscilloscope Laboratories の作品です。参加ミュージシャンは、セント・ヴィンセント、ゾラ・ジーザス、ネリー・フルタド、デヴ・ハインズ、ハウ・トゥ・ドレス・ウエル、アド・ロック&マニー・マーク、チューンヤードなど、現在の新しい音楽を創る豪華メンバーが勢ぞろい。2015年の夏にブルックリンのバークレー・センターで行われたチャンピオンシップを、パフォーマンス(素晴らしい!)、バック・ステージ(10代のキャピキャピした青春時代の喜びと葛藤 & それを見たミュージシャン達の驚き&たじたじ感)、ディヴィッド・バーンのヴィジョンを、バランス良く捉えています。

私は、セント・ヴィンセントが出演、というだけで、ビンゴだったのですが、他のミュージシャン(特にアドロック&マニーマーク、ゾラ・ジーザス)も、それぞれの持ち味を活かしたステージで(この為のオリジナル・ソングを披露)、カラーガードとの組み合わせも、よく考えられていて、一つ一つのパフォーマンスが終わった後は、拍手喝采でした。パフォーマー、一人一人の顔がアップで映るのですが、そりゃあみんな、いい顔しています(メイクもそれぞれ凝っている)。バックステージでは「夢が叶った!」や憧れのミュージシャンとコラボ出来て嬉しいーーなど、フリークアウトぶりも見ていて、微笑ましいです。それにしても、現代ミュージシャンとカラーガードの組み合わせと言うのは面白い発想ですね。ディヴィッド・バーンのパフォーマンスも流石で(キチンとセント・ヴィンセントをコーラスに迎えている所もにくい)、ただ、他のミュージシャン、カラーガードがとびきりおしゃれしている中で、一人が、ど普段着な所が気になりました。今まで映画の指揮していた監督が、ちょいっとステージに上がってきた、と言うお気軽感。良いんですけどね。。。
http://www.ifccenter.com/films/contemporary-color/



Ifc centerはインディペンデント映画を上映する貴重な映画館。マンハッタンですが、anthologyやfilm forumと並び、わざわざいく価値ありです。働いているスタッフも映画好きで、待っている時などに、今やってるどの映画が良いか、逆に「今見た映画どうだった?」など情報交換してくれます。

Ifc center
323 6 th Ave
New York, NY 10014
Mon-Thu, Sun 10:30 am - 10:30 pm
Fri-Sat 10:30 am - 12:30 am

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