
金曜日の夜は、ブッシュウィックの音楽会場
the gateway(ゲータウェイ)が熱いです。毎週金曜日は、
ドラッグ・クイーンショーをやっていて、
映画上映があったり、パフォーマンスがあったり、懐かしの80年代のヒット曲がががり
(シンディ・ローパーとか、マドンナとか、ジョージ・
マイケルとか)、早い時間から、みんなダンス・
フロアで踊りまくっているのです。これまた、80年代?
という感じの人が多かったのが印象です。今、
2017年ですよね。確認。2Fでは、バンド演奏があり、
両フロアを、行ったり来たりで楽しめます。2Fには、
ルーフトップもありますので、タバコもOKです。

今回は、
アメリカ人なのに関西弁がペラペラな、エリック率いるバンド、
アイ・ローラーのデビューショーでした。みんな革ジャン、
サングラスで、ギターウルフかと思いました。ストレートな、
ガレージ・ノイズ・サーフロックで、男臭い、
力強いパフォーマンスを見せつけました。オーディエンスも、
ノリノリで踊りまくりでした。

印象的と言えば、最後のD'NT。
よくいるギターとドラムの二人組なのですが、何かが違います。
ロッキンでグルービーでパンクでブルージーで、かなり激テク&
ウマなのです。クリアなドラムセットに、蛍光灯が眩しく、
ドラムさばきが、更に眩しく見えたせいもあります。
シンガーのアーロンの、ジェントルマンで爽やかな佇まいからは、
想像し難い、ジョンスペンサーに通じるような、
久々に感じる不器用な90年代感でした。と思ったら、the giraffes (ジラフス)
と言う、90年代後期から2000年代初期に活躍したバンドのメンバーでした。通りで上手い筈です。私、当時the giraffesが好きで、よく聞いてました。
リトル・ハスルは、夢の中のフォークテールとでも言える、シューゲイズ、サイケ、ライオットガールなどをミックスしたチューン満載で、ボーカル・ハーモニーが美しかったです。
ハード・ニップスは、エナジェティックなパンク・スタイルで、
会場を盛り上げ、調子に乗って、全部新曲を披露していました。
どのバンドもそれぞれ個性があり、ブルックリンの音楽シーンを作っている感じがします。色んな世代が交差する、ごった煮感も良いです。ショーの後は、
いつの間にか、下のドラッグ・クイーンショーのダンス・
パーティに引き込まれまれていました。
いろんな楽しみ方があるのがブルックリンです。
The Gateway
1272 Broadway
Brooklyn, NY 11221
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