8/12/2017
Text by Yoko Sawai
今回は番外編で、ノルウェイのオスロよりお届けします。 今回の目的は、1999年に始まり、ノルウェイの首都、 オスロで毎年8月に行われる、オイヤ・ フェスティバルへの参加です。
2017年のラインナップは、ラナ・デル・レイ、The XX、ライアン・アダムス、ファイスト、シンズ、ピクシーズ、 ミーゴス、ジ・オー・シーズ、マック・デマルコ、エンジェル・ オルセン、カー・シート・ヘッドレスト、ヴィンス・ステープル、 スピリチュアライズド、ベス・ディット、ジェンカ・ナベイ、 ダニー・ブラウン、マッド・リブなど、ポップ、インディロック、 ヒップ・ホップ、エレクトロと、国際的豊かで、 幅広いラインナップです。
印象に残ったバンドをずらっとあげてみます:
Blood command (Norway)
VJが印象的なパンク・バンド。 パンキッシュなボーカルの貫禄が凄く、少し前に見た、 ノルウェイのブラックメタルのドキュメンタリー"Until the Light Takes Us"に出てきそうでした。
Nils Beck (Norway)
バレエの様なアクロバットを繰り広げる男性シンガー+ ストリングスが4人。全編ノルウェイ語の、パフューム・ ジーニアスみたいでした。
MØ (DK)
グライムスやツイン・シャドウと比べられる、デンマーク出身の歌 姫MØは、エネルギーの塊の様な、 アクロバティックな動きでステージ場を、駆け回ります。 歌も上手いし、終わった後は、マラソンを走りきった気分でした。
Angel Olsen (US)
真っ赤なジャンプスーツに、サングラス、バックバンドは、 グレイのスーツと、見た目もバッチリ決めた、 彼女のギターの爪引きと、美しい歌声に魅了されました。
Vince staples (US)
カリフォルニア出身のラッパーですが、 気分はブルックリンのウエアハウスです。 ヴィジュアルも何もない、たった1人だけの広いステージで、 何千人もの心を鷲掴みにするのは流石です。
Badbadnotgood (CA)
サックスを前面に押した、トロント出身のインスト・ ヒップホップ・バンド。一緒に行った、Charlotte dos santosが好きと言うので見に行来ました。 多々なアーティストとコラボしているだけあり、 うねるサックスやフルートが、グルーヴィで、 今回一番好きなバンドの一つになりました。
Mystery Lights (US)
サンフランシスコのヒッピースタイルを継続する4人組は、 実はブルックリン出身。ビーチ・ウッド・ スパークスをパンクにしたような、 弾けるパフォーマンスがスカッとさせてくれます。
Mental Overdrive (Norway)
ノルウェイの伝説的なDJ。ハードコアレイブ・ テクノからダンス・ディスコまで、全てアナログ機材でプレイして います。人が多くて見えないのですが、体に響く、音とライトで、 気分を高揚させ、夕方なのに、午前3時のようでした。
Charlotte Dos Santos (Norway)
以前ブルックリンで見てから、彼女の音楽が頭から離れず。 彼女のソウルフル、R&B、エレクトロな楽曲とステージ・ パフォーマンスは、群を抜きます。歌の上手さはもちろん、 アナログドラム・マシーンを使い、所々にある可愛さと、 モダンさを忘れないのが、チャーミングです。
フェスは、夜の11時に終わり、その後にØyanatt(Oya night)というアフター・パーティが、 オスロ中のバーやクラブや教会で行われます。 ノルウェイ地元のアーティスト始め、たくさんのインディ、 クラブ・ミュージシャンがプレイしていました。VICE主催のパ ーティに行くと、スポンサーがブルックリン・ブリュワリーで、 オスロにいるのに、ブルックリン・ビールばかりでした。 オスロの定番ビールはRingnesとAassです。
ノルウェイは、アメリカと違い、暖房もドライヤー(洗濯の)も、 そんなに使わず、エネルギーを大事にします。人は英語を喋り、 フレンドリーで、 スーパーマーケットの中に郵便局があったり便利です。 コーヒーは$5、ビールは$11、サンドイッチが$ 13ぐらいしますが、自分で料理するなら、 食材は安く手に入ります。セヴンイレブン、サブウェイ、 スターバックス、バーガーキングなどがそこら中にあり、 夜になると、ジャンキーがウロウロしていたが、 それ以外は安全な、歩ける街です。 バスもトラムも沢山走っているし、シティバイクもあります。 ブロードウェイのようなショッピング街があり、 オペラハウスや博物館が沢山あり、海に近いので、 ボートを持っている人も多かったです。
「Izakaya」と言うお店もあり、 興味があり入って見ましたが、日本人は誰1人いなく、 日本のシティポップが流れ、そこで酒を飲み、 餃子や枝豆を食べる、ノルウェイ人が沢山いました。 フェスのベンダーにも、たこ焼きがあるくらいなので、 日本食は浸透しているのでしょう。
次は3月に、bylarmと言うフェスティバルがあるので、 それを目指して見ようと思います。
Luke Faas
Pixies
Vice party
Pool @ music Norway
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