8/6/2017
Tetxt by Yoko Sawai

先週、
アンドリュー・バードのショーに行って、
余りも野外ショーが心地良かったので、今回は、
ウィルコのギタリスト、ギターの天才こと、ネルス・
クラインのショーを見に、プロスペクト・パークに来ました。
週末ともあり、バンドシェルに行くまでの道のりは、
BBQや誕生日会を楽しむ家族連れで、賑わっていました。
人混みを掻き分け、バンドシェルに着くと、程よい混み具合で、
前方のイスにはパラパラ空きがあります。まずは、
芝生に寝転がりながら、音楽を聴いていました。見回すと、
芝生でピクニック気分なのは若者、前方のイスで、
真剣に見ているのは年配者が多かったです。

「lovers」と言うアルバムを昨年リリースしたネルス・
クライン。ショーはそのアルバムから、
またスタンダードなどを交え、
鉄琴、キーボード、エレキ・ギター、アコースティック・ギター、コントラバス、ドラム、フルートx2、バイオリン、チェロ、トロンボーン、トランペットx2、ファゴット、指揮者(たまにトランペット)の大所帯、15人ものビッグ・バンド・オーケストラでした。
美しく、時には切なく、激しく、
胸がきゅーんとなる壮大な景観を、涼しくなったプロスペクト・
パークに残しました。前回もそうですが、この会場は、
ライティングが、激しいので、ムードを盛り上げてくれます。
彼以外に、似合わないと思われる、
シャイニーなブルーのスーツを着たネルスは、
丁寧にお客さんに挨拶し、
演奏する曲などについて説明してくれました。ネルスは、
ギターを弾きながら、手で絶え間なくペダル音を入れ、
実験的音楽+オーケストラをミックスしていました。
彼のギターテクニックは、
TV on the RadioのJaleelを見ているのと同じく、上手すぎで倒れ
そうになり、曲が終わる度に拍手の嵐でした。
こんな贅沢なショーが、フリーで見れるのも、NYの良い所です。
Prospect park bandshell
9th Street & Prospect Park West
Brooklyn, NY 11215
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