9/24/2017 Text by Yoko Sawai インターポールは、日本では有名ではないかも知れませんが、ここ NY では特別な思い入れがあります。 2000 年初期は、ポストパンク ・ブームに乗って、ストロークス、ヤーヤーヤーズ、 TV オン・ ザ・レイディオなど、次々と NY から重要なバンドが登場しました 。インターポールは、その中では、ゴスっぽく、 硬派なイメージで、インディファンを超えて、 一般にも受け入れられたバンドです。今年 2017 年は、彼らの記 念すべきデビュー・アルバム、 9/11 の NY を連想させる「 Tu rn in the bright lights 」が 15 周年記念を迎え、そのアルバムをフルで演奏 するショーが行われました。 NY 会場は、最近再起動した、 伝説のフォレスト・ヒルズ・スタジアムです。このクイーンズにあ る大きなスタジアムは、 1923 年に建てられ、ビートルズ、 ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックスなど、 名だたるバンドがプレイしましたが、 1977 年からほったらかし にされていました。最近ようやく改装し、 2013 年から少しずつ ショーが行われるようになりました。去年 2016 年は、ボブ・デ ィラン、ポール・サイモン、ドリー・パートンなどの懐かしのライ ンナップ、今年は、シガーロス、エックス・エックス、 ナショナル、チェイン・スモーカーズなど、 インディの大御所がショーをするようになり、このラインナップに インターポールも加わったのです。 9 月の終わりの土曜日、天気もよく、外の空気が気持ち良い、 16 000 もの人が収容できるスタジアム。バトルズ、ディアハンター 時には、人も半分ほどでしたが、どこから集まったのか、 インターポール時には、スタジアムの上までびっしり人で埋まって いました。バトルズもディアハンターも、 彼らのヒット曲を満遍なく散りばめた、 いかにも一般好きしそうなセットで、個人的には好きでしたが、 バトルズの時は日が高かった事もあり、全くライトアップなし、デ ィアハンターに関しては、全編紫一色のライトでお茶を濁され ( まったく動 きなし ) 、力関係が伺われました。 (Deer Hu
ニューヨーク ブルックリン から音楽、フード、ローカルのバーなどの情報をお届け。毎月第2火曜は、ブッシュウィックのハニーズというミードバーでイベントを行っています。出張たこやきも時々。 ウェブサイトはコチラ: http://4533studio.com