9/24/2017
Text by Yoko
Sawai
9月の終わりの土曜日、天気もよく、外の空気が気持ち良い、16 000もの人が収容できるスタジアム。バトルズ、ディアハンター 時には、人も半分ほどでしたが、どこから集まったのか、 インターポール時には、スタジアムの上までびっしり人で埋まって いました。バトルズもディアハンターも、 彼らのヒット曲を満遍なく散りばめた、 いかにも一般好きしそうなセットで、個人的には好きでしたが、 バトルズの時は日が高かった事もあり、全くライトアップなし、デ ィアハンターに関しては、全編紫一色のライトでお茶を濁され(まったく動 きなし)、力関係が伺われました。
そして、インターポール、アルバム・ ジャケットと同じ赤色ライトが、ステージに照らされると、 大声援が起こり、ショーがスタート。ステージは5人で、 先ほど全く違う激しすぎるライトの嵐が、飛び跳ねるように、 彼らに照らされます。
オープニング・バンドの時に、 立って踊っていると「座って!」と注意されたのに、 インターポールになると、殆どが立って踊っているではありません か!お客さんの年齢は、30代から上がメインで、 曲が終わるたびに、大声援、拍手、そして大合唱と、 インターポールを、自分のNYの象徴として崇めているようでした 。アルバムを一通り演奏した後は、アンコールを待つ、 お客さんの足踏みの振動と、電車の音が混じって、 スタジアムに爆音が鳴り響きました。アンコールは新曲も含め4曲 、最後は音出し制限時刻になったので、カットされた模様でした。 こんなにたくさんの人が、一つの事に入り込めるのは素晴らしいで すが、年を重ねれば重ねるほど、何でもない物事が、 いきなり重要に見えるのかも知れないと思った夜でした。
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