Yoko Sawai
8/25/2017
最近お気に入りのバンドは、PILLというサックスを前面に押し出したバンドで、別プロジェクトやDJを演っていたり、 自分たちでショーをオーガナイズしたりと、 とてもアクティブに活動しています。今のブルックリンのDIYシ ーンを作っている、代表バンドでもあります。
今回は、彼らがオーガナイズしたショーに行ってきました。 場所は、元Bohemian Groveという場所をやっていた人達が、新たに始めたDIY会 場のThe Glove。昔、誰が出るかも関係なしに、マイティ・ ロボットに足しげく通った日々を思い出します。
Dumb Wolvesは、PillのサックスプレイヤーBen Jaffeのサイドプロジェクトなので、 やはりサックスが中心で、 イケメンのギターボーカルとドラマーのトリオです。 ポッピーな楽曲ですが、実験的サックスが、 ディストーションのごとくノイズを轟かせ、特別なものになってい ました。やはり時代はインディロック+サックスです。
ワシントンDCのCigaretteは、スローコア、60年代ガ レージ・ロック、美しいハーモニーと、爪引きギターが素敵。 兄弟と他メンバー2人で、フロントの3人が全員ボーカルを取るの ですが、みんな声質が似ていて、ハイトーンだしで、 曲だけ聞くと女の子みたいで、 究極に女の子っぽい男子バンドでした。
高品質のカントリーソウルDougie Poole , スーパークランチーなローファイ・フォークのThe Spookfish は、残念ながら 見逃しましたが、PILLのオーガナイズだけあり 、たくさん人が入っていました。金曜だからか、12時過ぎてから 、来る人が多かったです。
The gloveは、NYのDIY精神を受け継ぐ会場で、 メインの会場の裏には隠れバー、中間にアートギャラリー、 表には、秘密のヴィンテージギター/洋服屋、 ルーフトップはジャングルかの如く、緑が生い茂っていて、 ビルの間のオアシスになっています。これもマイティ・ ロボットそっくりです。 ウィリアムスバーグは終わったと言うけれど、同じことが、 今ブッシュウィックで行われ、 そしてこれからも地域が変わっても続いて行くのでしょう。 面白い場所を作りたい人がNYに集まる限り、 法律ギリギリの所で、工夫してやって行くしかないのです。
The glove
住所非公開
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