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ライアーズ 「TFCF」リスニング・パーティー

Yoko sawai
8/30/2017

ライアーズがニューアルバム「TFCF (Theme From Crying Fountain」をリリースしました。アーロン、ジュリアンが抜け、アンガス一人になった今作は、抑圧バージョンですが、明らかにライアーズです。何作もライアーズを聴き続けていますが、ライアーズはいつも違って、いつも同じです。
初期2000年代の、アート、ノイズパンクから、グリッジー、ダンサブルな、奇妙なエレクトロ・ポップの後の今作は、ライアーズ市場で一番おとなしいです。とはいいつつ、ライアーズなので、12曲聞いた所で、全体の物語は掴めず、ライアーズのお得意、急き立てられる、ダーク・エレクトロに、フォーキーな部分が、目立っているという感想です。

8月最終月曜日の夜に、グリーンポイントのブルックリン・ナイト・バザーにて、TFCFのリスニング・パーティがありました。

アルバムのカバーアートのテーマから、会場は、赤白の風船とウエディング・ケーキ、白鳥の花瓶などが飾られ、アンガスがフロントで、ウエディングドレスとベールを着て、DJしていました。アンガスのセットは、ハイパーな折衷主義で、キンクス、クリス・クロス、ファクトリー・フロア、グレゴリアン・チャンターズ・エニグマ、ジョン・ホプキンズなどをプレイしました。DJ中は、真剣な顔で画面に向かい、ニコリともせず、10時ぴったりに、最後の曲を終えると、何も言わず会場を去っていきました。お客さんは、フロアで踊っている人もいましたが、殆どが、ウエディングドレス姿のアンガスを、ウエディング・ケーキのお裾分けを食べながら凝視していると言う、奇妙な状況でした。呼ばれていないウエディング・パーティに足を踏み込んだ感じで、なんともライアーズらしい、と笑ってしまいました。会場には、バッキングバンドのバンバラのメンバーや、音楽ブログのエディターなどが勢ぞろいしていましたが、みんなこの奇妙な状況を面白がり、いかにも今の時代らしいね、という事を話しました。今時の若い人達は、フリードリンクがないとイベントに来ないのです。


ライアーズは、数週間前(ヨーロッパツアーの前)にアルファヴィルという小さな会場でシークレットショーをしたばかりで、この後は、アメリカを周り、ブルックリンには9/21に帰ってきます。会場のワルシャワは、以前アンガスが怪我をして、座りながらショーをした事も記憶にあるが、ライアーズにはお馴染みの会場なので、新メンバーでどういったショーを見せてくれるか、今から楽しみです。

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