Text by Yoko Sawai
11/29/2017
オーナーは、かの有名なイタリアンレストランのデル・ ポストでペイストリー・シェフをしていたブルックス・ ヘッドリーです。手先の器用さと前向な考え、技術を持って、 季節的、革新的なデザートが評価され、2009年には、 大阪の阪急デパートで、イタリアン・デザートの講座を開いたり、 2013年には、シェフのオスカー賞でもある、ジェイムス・ ベアード賞も取っています。
が、彼はその前に、パンク・ドラマーでもあります。 バルチモア出身、ユニバーサル・オーダー・オブ・アルマゲドン、 ボーン・アゲンスト、メンズ・リカバリー・プロジェクト、 な数々のワイルドなパンク/ハードコア・ バンドのドラマーとして活躍していました。
数年前に、ブルックリンはウィリアムズバーグにあった、今はなきブラック・ベアというライブハウスに、ミュージック・ ブルース(ハーベイ・ミルクのスティーブ・タナーのソロ・ プロジェクト)を見に行った時に、ドラムを叩いていたのが、 ブルックスでした。そのショーが、彼のレシピ・ブック「 ファンシー・デザーツ」のリリース・パーティだと知ったのは、 会場で、ファンシーなデザートが配られていたからです。「 彼を知らないの?」と言われながら、 食べたブルックスお手製デザートの味は、クリーム・ ブリュレっぽく、舌に優しく、もう一つ、 二つと欲しくなるスウィーツでした。
シグニチャー・ メニューのバーガーは小ぶりですが、ベジパテの味が濃くて、 複雑で美味しく、思わず何が入っているのかあけてしまいました。 バンズは、BBQをする時に登場しそうな、ポテト・バンズで、 ホワイト・キャッスルを思い出しました。彼の狙いなのでしょう。
Superiority burger
Wed-Mon 11:30 am to 10 pm
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