Text by Yoko Sawai
12/3/2017
NYでは、シューズブランドがインディバンドをサポートするような形をとって、ブランドのプロモーションをすることがあります。
何故かいつもシューズブランド、+インディーバンド、なのですが。
何故かいつもシューズブランド、+インディーバンド、なのですが。
2016年までは、コンバースによる、「Converse Rubber Studio」 というレコーディングスタジオ / イベントスペースがブルックリンにありました。そこで無料でレコーディングしたバンドの、コンピレーションダウンロードカードが店頭で配布されたり、Converse Rubber Studio でライブイベントが催されたりもしていました。
また、インディ・バンドといえば VANS(vans.com )、と言っても良いくらい、グリーンポイントのヴァンズのイベント・ スペース「ハウス・オブ・ヴァンズ」では、 毎月のようにインディ・バンドが演奏していました。そこでは、 ヴァンズのカスタム・シューズやTシャツ、ネイル・アート、 フォトブースがあり、ビタミン・ウォーター、 ジーコなどのドリンクが振る舞われ(全部フリー)、バンドも、 ダム・ダム・ガールズ、ドラムス、プリンセス・ノキア、 ロイヤル・へッドエイクなどの旬のバンドが、ラインアップされていました。
そのハウス・オブ・ヴァンズが、来年のセッションを最後に、 クローズすると聞いた時は、大企業がインディ・ バンドを応援する事は、もうないのだろうか、と思いました。
が、最近ブーツで有名な、ドクター・マーチンが、 頻繁にインディ・バンドと組んでショーを開催しているのです。
12/1金曜は、最近オープンした会場、
私は、バンドが観れるからショーに行くのですが、殆どの人は、 タダ酒が飲めるから、何か楽しそうだから、友達とハング・ アウト出来るから、などの理由で、ショーに来ていた気がします。 本当に音楽が好きで、 このバンドが見たくてショーに行くと言う人は、 いるのでしょうか。帰りの電車の中で、写真展の冊子を読みながら (ドクター・マーティンを履いている、セキュリティやドア・ ガールについての写真集)、明日にでも、ドクター・ マーチンのお店に行って、ブーツでも見ようかな、 と思っている自分がいました。

Elsewhere
エルスホエア
Brooklyn, NY 11237
12 pm to 4 am
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