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Showing posts from March, 2018

ムードリング

ムードリングは、2017年の9月にオープンした、星占いをテーマにしたカクテル・バーで、ハッピー・ファン・ハイダウェイ、バーディーズなどを通り過ぎた、マートル・アヴェニューにあります。

様々なチャイニーズ・ニューイヤーの飾り付けが、装飾されたカウンターには、招き猫がいたり、ライトが赤く、アジアンな雰囲気が漂い、奥には、ラブ・シートやフォトブース、ゲームなどもあります。アーティストが協力して、DIY文化を作るベルリンに影響され、その精神をブッシュウィックに持ち帰り、地元のアーティストやデザイナーと協力し、バーをオープンしました。アーティストらしき人がポツポツ来店し、バーテンダーと仲良く話していたので、壁画を描いたアーティストの1人かもしれません。

星占いカクテルを尋ねると、バーの一角のテレビに、「ファインディング・ニモ」をバックグラウンドに、魚座スペシャルが映し出されていました。セイント・ジャーメインやキュウリをインフューズドしたジンを使った爽やかなカクテルでしたが、この日は寒かったので、バーテンダーおススメの、マーキュリー・イン・レトログレードを頼んでみると、ジン、ヴォッカ、テキーラが入ったロングアイランド・アイスティーのようなミックス・カクテルでした。飲みやすい口当たりなのに、すごい度数のアルコールという、ノックダウン・ドリンク、これには降参でしたが、他にもビール(アジアブランド多し)、ショット、ワインなどがあります。


Mood ring  1250 Myrtle ave Brooklyn, NY 11221 Sun -Wed: 5 pm to 2 am  Thu -Sat: 6 pm to 4 am http://www.moodringnyc.com
Yoko Sawai 3/21/2018

ジュピター・ディスコ

ブッシュウィックには、沢山のバーがありますが、最近は、様々なコンセプト・バーがオープンしています。 2016年冬にオープンしたジュピター・ディスコは、レトロな未来感をテーマにしたディストピアン・バーで、フラッシング・アベニューにひっそり佇みます。小さなライトが目印で、中に入ると白黒に、ピンクの水玉模様のライトが中に案内してくれます。

店内は、全てネオンライトで照らされ、サイファイな雰囲気。レトロ感溢れる、ヴィンテージのテープ・プレイヤー、CRTテレビ、アタリの家庭用ゲーム機他、モス・アイズリー(スターウォーズのロケーション)のドローイングが飾られています。ジェーン・ウルフやフランク・ハーバードなどのサイエンス・フィクション作家好きな、オーナーの好みらしいです。

カクテル作りには、特に時間をかけ、毎日氷の塊をカクテル用に削っているらしいです。メニューは、バーの一角にあるテレビに、動く緑のピクセル文字で映し出されていて、毎日アップデートされるようです。
DJブースには、コンデッサのロタリー・ミキシング・ボードやヴィンテージのテープレコーダーがあり、アナログ仕様、最新の音システムも完備されています。


Jupiter disco 1237 flushing Ave Brooklyn, NY 11237 Mon-Sun 6 pm -4 am Jupiterdisco.com
Yoko Sawai 3/21/2018

クリスタルレイク

前回、ワンダーズ・オブ・ネイチャーをレポートしましたが、同じGrand Streetでも、ウィリアムズバーグがらより東に行くと、イースト・ウィリアムスバーグと呼ばれるエリアになります。以前、グランド・バー&グリルだった場所が、いつの間にか新しいバーに変わっていました。その名もクリスタル・レイク。
クリスタル・レイクとは、ニュージャージー州にある、キャンプ・クリスタル・レイク、後にキャンプ・フォレスト・グリーン、キャンプ・ブラッドとして知られる、キッズのサマーキャンプ、13日の金曜日フィルム・シリーズの名前でもあります。 3人のベテラン・バーテンダーがオープンしたのは、こちらもワンダーズ・オブ・ネイチャーと同じ2018年2月。 アンティークなバーと、奥にはダイニング・スペースもあり、ドリンクと食事が気軽に楽しめる、定番ダイブ・バーです。広いスペースがあり、奥では、13日の金曜日フィルム・シリーズなどの、面白いイベントもやっていくようです。セント・パトリックデーに行くと、ギネスがスペシャルで$5になっていました。ドラフトはアイスランドのエインストック・ホワイト、フラワーパワーIPA、ブルックリン・サワー、モントーク・レッド・エール、アビータ・パープル・ヘイズなどの変わり種が揃い、缶や瓶はモデロからミラー・ハイライフ、オールド・ブルー・ラストなどの定番が揃っていました。カクテル、ワインもあります。
バーテンダーのスティーヴがミックスした、リヴィング・カラー、メン・アット・ワーク、アイアン・メイデン、クイーン、ヒートマイザー、ガールズ(!)などを含む、程よいメタル、ロックな音楽プレイリストも、「次はなんだろう」と気分を盛り上げてくれます。 彼は、ニューヨーク育ちで、46歳で、大の音楽ファンで(自分から紹介してくれた)、リヴィング・カラーを25回ぐらい見て、このバーに合う、雑多な音楽ジャンルのプレイリストが作りたかった、と、経緯を話してくれ、最後には、勝手にビールが出て来るほどになりました。元アイアン・メイデンのボーカルが、ソロを作ったら、バンドに訴えられた話など、音楽の話になると、止まらない、様々な小ネタを知っているバーテンダーで、あっという間に、行きつけのバーになりました。ヒップな感じはないですが、居心地の良い、2000年代のウィリアムスバーグが残るバーです。


Crystal La…

ワンダーズ・オブ・ネイチャー

ローワー・イースト・サイドにあった、愛らしいインディ音楽会場/カフェ/レコード・ストアのケーキ・ショップがクローズし、一年がたちました(2016年の年末にクローズ)。ケーキ・ショップは、ブルアー・フォールズというシスター会場を、2009年から2011年まで、ウィリアムスバーグで運営していましたが、高騰するレントや、小さな会場が面する数々の問題(ビールを持ち込んだり、タダで入ろうとしたり)にぶちあたりクローズ。
音楽を愛するケーキショップのオーナーは、ブックするバンドを選ぶので、ラインナップには彼の個性がでます。なので、ケーキショップ(&ブルアー・フォールズ)に行ったら、いつでも面白いバンドが見れる、と言う安心感がありました。
NYのインティメイトな会場と言えば、H0l0, Muchmore's, The footlight, Cobra Club, Trans-pecos, Alphaville, Gutter, The Gateway, C’mon everybodyBerlin underA, 辺りでしょうか。と言っても、ケーキショップのような、こだわりのあるブッキングをする会場は少なく、見たいバンドがある時にしかいきません。
そして、今年の2月に、ケーキショップのオーナーがブックを担当する会場、ワンダーズ・オブ・ネイチャーがウィリアムスバーグにオープンしました。この場所は、元ブルアー・フォールズから数ブロックの場所にあり、以前は、リトルネックというレストランでした。

フリンジ、アヴァンギャルド、実験音楽を音楽とパフォーマンスで表現するバンド達をブックしていて、 クリーンのHamish KilgourとAlison Kendra Hunt, Pale Lights, My Teenage StrideとThe Jeanines, Matt Valentine (of MV & EE), Talibam!, The FlagとCourtship Ritual, TV on the RadioのKyp Malone, フォークアイコンのKath Bloomなど、個性ある名前が勢揃いしています(知っている人には)。
私が行った日は、ノイズの巨匠ミックバーと、ライダークレイス、ニュー・ファーマメントのショーで、昔のウィリアムスバーグのショーで見た事ある、ちょ…

ハニーズ・チューズデー 1周年記念パーティ レポート

3/13火曜日は、ハニーズ・チューズデーが始まって一年目です。大雪の中始めた一年前とデジャヴで、この日も雪の予報だったのですが、始まる頃にはすっかり止んで、パーティには最適な日和になりました。

今回は、基本に戻り、直球たこ焼きで勝負。一番シンプルで、手を加えていない物で、豚の角煮と共に、大盛況でした。中には、3回もお代わりしてくれた方や、お持ち帰りしてくれた方もいました。
一周年記念のスペシャル・カクテルはコンブチャを使い、芳醇なミードの味わいがするカクテル。ストローで飲むと、危うく一気飲みしてしまい、しばらくボーッとするほど、危険で味わい深いドリンクでした。ハニーズらしい、ヘルシー・カクテルです。
音楽ゲストはPUT。日本人男子二人のノイズ・プロジェクトで、毎回演奏スタイルは違いますが、今日はドラムマシーンとシンセが一体化したelectribeと、たくさんのエフェクターとミキサーを繋いで、音を作っていました。2人なので、お互いの出方を見ながら、あっちこっちに飛び、一人が右に行くと、もう一人も右に行ったり、予測出来ない音が、次々と紡がれていきました。それとシンクロするように、ヴィジュアル映像がプロジェクターに映され、ハニーズは、アングラ・アーティ・ノイズショーと化しました。

パフォーマンスの後は、DJ SECRÉTIVITÉ 。ブリブリのテクノDJで、最初は大人しく、スムースな曲が続いていたのが、フードがなくなり、イベントが終了した所から、エンジンがかかり始め、音が大きくなり、本格的な、テクノ・パーティが始まりました。スクラッチが入ったり、小ワザを入れてみたり、本人周りが大盛り上がり。彼は、90年代後期から2000年前半まで、プロDJとして活躍していたので、その名残が、むくむく盛り上がったのかもしれません。イベント中より、終わった後が、断然盛り上がり、遅くひょろっと来た方が、ジョインしてくれました。
最後には、ハニーズより、お疲れ様ミードがお客さんに振る舞われ、長ーいイベントは無事終了しました。

来月4月は、ウィークエンド・レディスという女子のダンス・グループが音楽ゲストで登場します。夏には、ルーフトップもオープンする予定のハニーズ。ルーフトップたこ焼きは、もう目の前です。
Yoko Sawai
3/14/2018

ハニーズ・チューズデー 1周年記念パーティ

昨年2017年の3月14日、大雪の降った日にハニーズ・チューズデーは始まりました。大雪で、他のバーがクローズするなら、逆にオープンしようと、ハニーズと意見が一致し、強行敢行しました。雪なんて関係ありません。 テーマは、音楽とミードとたこ焼き。 ホーム・パーティーの延長で、たこ焼きを作り始めましたが、バーで作るのは初めて。試行錯誤しながら、ハニーズや、4533メンバー、DJ、お客さんに助けられ、素敵な組み合わせのイベントを一年続けてきました。毎回違うDJ、音楽ゲストを招待しつつも、ハニーズ・チューズデーな雰囲気を保っているのは、参加してくれるお客さんやゲスト、いつも美味しいミードやドリンクをサーブしてくれるハニーズのお陰です。緩い感じで飲んだり、ライブ音楽や映像を楽しんだり、美味しいスナックを食べたり、思い思いに楽しめる時間を共有できる事を願い、3/13は1周年パーティを行います。




音楽ゲストは、ノイジーでドローンなPUTとDJ SECRÉTIVITÉ(おめでたい感じで、はっぴ姿で登場してくれる事を願います)。フードは、たこ焼きと、ブッチャーの作る豚の角煮も特別出演し、お腹も幸せに満たされます。更に、特別にハニーズから、一周年記念のカクテルが提供されます。今年は、また大雪、という事はないと思いますので、第2火曜日に何かする事があったかな、という感じで、ハニーズ・チューズデーに顔を出して頂ければ、楽しい時間が待ってます。

Yoko Sawai 

サンシャイン・ランドロマット

NYでは、家に洗濯機がない家がほとんどで、何かというと、コインランドリーのお世話になります。以前、カフェで働いていた時、ふらりと入って来たお客さんと話していると「今向かいのランドリーで洗濯中」と言いながら、一杯引っ掛けて行くお客さんが多かったのを覚えています。イースト・ヴィレッジのアヴェニューAを歩いていたら、ドロップ・オフ・サービスというバーがあり、入って見たら、普通にクラフトビールの飲めるバーで、聞くと、昔ここはコインランドリーだったそうです(多分看板そのまま)。 と、コインランドリーは、ニューヨーカーと、切っても切れない関係なのですが、本物のコインランドリーがバーになっている、”隠れバー” が、グリーンポイントにあります。
フロントは、まさにコインランドリーで、洗濯中の人も多々いますが、奥にある洗濯機の形をしたドアを開けると、ピンボールが、壁際に、奥にとズラリと並んだバーが出現します。

洗濯を待っている間は暇ですよね、と言う事で、出来たバーだと思うのですが、近所の若者達、ピンボール目当ての人達が、次から次へと来店します。ビールはドラフト、缶、ボトル、ワインから、フローズン・カクテルまでありました。 昔グラハムにあったダディーズは、フローズン・カクテルとビールのミックス・カクテルが人気でしたが、今同じようなのをなかなかお目にかかる事が出来ません。
ここ、サンシャイン・ランドロマットのは、ROSE とCOVFEFE 。オーダーするときに、「どっち?ロゼ?マルガリータ?」ときかれたので、COVFEFE はマルガリータのようです。ちなみにCOVFEFE というのは、トランプ大統領の誤ツイートからの引用です。 ('Despite the constant negative press covfefe,' とウトウトしたままツイートしたらしく、それがしばらく残り国民に呆れられました。) https://www.nytimes.com/2017/05/31/us/politics/covfefe-trump-twitter.html
ここでは、誕生日パーティーなどのイベントもやっているようなので、次回の誕生日は、ここで洗濯しつつ、ピンボールを楽しむのもいいかもです。洗濯物を忘れて帰るのはお約束として。


サンシャイン・ランドロマット 860 Manhattan Ave Bro…

インターファレンス AV フェスティバル with ジェイリン、ライトニング・ボルト、サン・ラ・アーケストラ @AMC エンパイア・マルチプレックス (タイムズ・スクエア)

ブルックリンに住んでいると、タイムス・スクエアに行く事は滅多にありません。夜でも昼のような電光の明るさや、沢山の迷える観光客の多さ、ニューヨークの代表観光地ですが、文化活動の匂いはしません。

しかし、今回は、ミッキーマウスやクッキーモンスターの着ぐるみ達の写真攻撃(=チップくれくれ攻撃)、を避けながら(タイムズ・スクエアにある映画館、AMCエンパイア・マルチプレックス にやって来ました。3日間のイベント、「インターファレンスAVフェス」、実験的ビデオアート、ライブ・ミュージックが行われたのです。ジェイリン、ライトニング・ボルト、サン・ラ・アーケストラが出演すると来たら、行かないわけにはいきません。 https://www.facebook.com/events/912546688904186/

主催は、1972年からNYで、現代アートをサポートするため、実験的アート・プラットフォームを作って来た先駆者、クロック・タワーhttp://clocktower.org/ (過去にプライマル・スクリーム、プリースト、スクリーミング・フィメールズなどもブックしている)、と公共のアート機関のタイムズ・スクエア・アーツ。この場所に、こんな機関があったとは初耳ですが、新世代のスタッフが繋げたのでしょう。ヴィデオ集団のアンダーボルト&CO、ピーター・バー、サブリナ・ラッテがVJを担当し、ロビーでは、ザ・メディア、サフラゲット・シティ、ムーディ・ローズ・クリストファー、エトセトラ、ウィアード・ベイベズ・ジンなどが出展する、ジン・フェアが開催されていました。ピザやプレッツェルを食べながら、ゆるーくDJもいます。映画館です。

1日目のジェイリンは、ステージに上がった瞬間から、もう彼女の世界で、今回一番の発見でした。
フットワークの鬼才と言われる彼女の音楽は、音を畳んだり曲げたり、ダークな音の粒が会場を弾け回る電子音楽。音と、ぴったりシンクロするヴィデオ・プロジェクションは、ロープが人間になったり、幾何学模様になったり、映像だけで十分見る価値ありの所(AVフェスなので)、音楽とコラボレートすると感覚は倍になります。席のある映画館ですが、人々の体は揺れまりでした。 終わった後は、スタンディング・オベーションで、アンコールも披露。最後の曲は「インターネット、コンピューター、ソーシャル・メディアで、生…