グリーンポイントにある、
サンヴュー・ランチョネットに、ジェントリフィケーション(高級 化)に関するスクリーニングを見に行きました。
ご存知の通り、ブルックリンの高級化は、 止まるところを知りません。
一つ目は、ジョナス・メカスの「ウィリアムスバーグ」( 2002)。
アンソロジーで有名なメカスが、1950年代に、 初めてフィルム・カメラで撮った映像で、1972年に、 彼がヴィジターとしてウィリアムスバーグに戻ってきた時の映像も 含んだ、ポケットサイズのシンフォニーでした。 昔のウィリアムスバーグの風景が、映されているのですが、 フィルムカメラを持った男(メカス)にびっくりする、 子供達の映像が印象的でした。
2本目は、「ドント・フォール・イン・ラブ・ウィズ・ ビルディングス」(2012)ウィリアスバーグのロフトビルに、 15年住んだ後に、追い出されるまでの5週間を綴った映像で、 生活感のあるスペースから、全ての物がなくなるまでの、 生々しい、精神的苦痛、感情的な、撤退の過程を、 ビルにあるセキュリテイカメラが捉えていました。 他人事とは思えない、ドキッとくる映像でした。
最後は「ジェントリフィケーション・エキスプレス: ブレーキング・ダウン・ザ・BQX」(2017)。2016年1 月に、デブラシオ市長がアナウンスした、 ブルックリンークイーンズ・コネクター(BQX)、 アストリアからサンセットパークまでを結ぶストリートカーの計画 についてで、どれだけ、高級化を支持し、 今ある地元のビジネスを脅かすかを訴える内容でした。 ハンターカレッジの先生から、 ソーシャル機関の人々が語っていて、その後にQ&Aもありました 。
サンビュー・ランチョネットは、ディープ・ グリーンポイントにある、メンバー制の社交クラブで、アート、 詩、地域性、相互援助などのイベントを開催し、商業、 商品化の伝統的な形や高級化に反対しています。 小さなスペースでありながら、席は満員で、 コミュニティの未来についての関心が伺えました。 カジュアルな席で、みんなが言いたい事を言って、 正しい方向に変わる事ができればいいですね。ここは、 メンバー制ですが、RVSPすれば、誰でも参加出来ます。
Sunview luncheonette
Yoko Sawai
4/1/2018
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