キッチンに、ローラー・パーンズの「ツアー・ウィズアウト・ エンド」を見に行きました。
NYのダウンタウンミュージック・シーンが好きなら、 名前を聞いた事あるであろう、ミュージシャン、アーティスト、 パフォーマー達のダイナミックなステージ上から、 個人的な面まで、2014年から2018年の間に撮影された、 政治的メッセージを含んだドキュメントです。
MGMT、ギャング・ギャング・ダンス、アースイーター、ル・ ティグレ、ライト・アサイラム、メン、ジュリー・レイン、 ウースター・グループなどのバンド、ベッカ・ブラックウェル、 クリスティン・クリフォード、ケンブラ・ファーラー、ネオン・ ミュージックなどのアーティスト、パフォーマーの、 パフォーマンス、ツアー、オフステージの様子を、 インタビュー形式で、15の実在するDIYスペース(サイレント ・バーン、ボディ・アキュチュアライズド、ブラック・ベア、 シェイ・スタジアム、シークレット・プロジェクト・ロボット、 パーティシパント他)や個人宅で撮影されました。その殆どが、 もう閉まっていると言うのがNYらしいですが、 若者が中心の音楽業界の中で、 年老いて行く事などをリアルに映し出し、 個人的なショットも盛り込まれているので、ドキッとします。
映画の前、間、後には、JD サムソン(ルティグレ、メン)の新バンド、メーシー・ ロッドマン、BB TAU VEEのライブ・パフォーマンスもあり、 映画がそのまま続いているようでした。来ている人は、30、40 オーバーが多く、彼らも実際、 映画のスペースに居たことがあるのでしょう。
会場のキッチンは、チェルシーにある、 ニューヨークの一番古い非営利スペースで、ダンス、音楽、 パフォーマンス、シアター、ビデオ、映画、アート、 文学イベントなどを通して、 新旧の革新的なアーティストを紹介しています。キッチンは、 この国の文化を作る力強い源で、 世界中にアーティストを送り出しています。 こんな場所がすぐ近くにあるのが、ニューヨークの醍醐味です。
THE KITCHEN
(212) 255-5793 ext. 11
Gallery
Tuesday–Saturday: 11 AM–6 PM
Yoko Sawai
6/15/2018
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