Ditch Kills (LIC) & Fresh Kills bar (Williamsburg)
いつもダイブバーに通っていると、たまにはゆったりしながら、複雑で美味しいカクテルを嗜みたい所です。
カクテルで有名なのは、ロングアイランド・シティのダッチ・キルズhttps://www.dutchkillsbar.com
2009年にオープンして以来、マンハッタンでもブルックリンでもないのに、通はわざわざ足を運びます。キルとはオランダ語で小さな流れという意味で、ダッチキルズStの隣にあるのでこういう名前なのでしょうか。
ファーム・ハウスやストリップ・クラブなどしかないストリートにぽつんとあり、小さなサインの茶色のドアを開けると、アール・デコな内装と、ウッディな優しい雰囲気が迎えてくれます。
ここで頼むのはもちろんカクテルですが、メニューは沢山あるにも関わらず、甘い、酸っぱい、アルコールキツめ、リフレッシュなど、今日の気分でリクエストすると、教養あるバーテンダーが「クラフト」カクテルを作ってくれます。
ダッチ・キルズはカクテルで有名ですが、もっと有名なのは、彼らは、マンハッタンやブルックリンなどのファンシー・カクテルバーに、アイスを卸しているのです。
http://www.hundredweightice.com
カクテルにはアイスが命です。大きな四角のアイスだったり、まん丸だったり、クラッシュだったり、ハイボール用だったり、カクテル毎にグラスもガーニッシュもアイスも変わり、グラスもキチンと冷えています。それをゆっくり飲みながら、アイスが溶けて行く事も計算済みなのです。ここまで来ると化学の実験です。
そんなダッチ・キルズは、ウィリアムスバーグにスペースを90年後半から持っていて、コマーシャル・スペースとして使っていましたが、2016年にフレッシュ・キルズ・バーとしてオープンしました。カクテル・セレクションは20ほどあり、アルコールが弱い人のためにローアルコール・カクテルもあります。私は、ラデバーガーをオーダしましたが、なぜか出てきたのは、バーボン・ガン・クラブ。バーボンベースに、レモン、ハニーなどの柑橘類、シナモン、ふわふわ卵白が乗った甘酸っぱいカクテルでした。バーテンダーは、どんなものが好きか聞いてくれ、数ある材料を選び、サラリと一杯作ってくれます。これとこれが合わさるとこういう味になる、と把握していないと出来ない神業でした。
ロングアイランド・シティ、ウィリアムスバーグに行くことがあれば、是非トライしてみて下さい。違うレベルの(化学)ドリンクが楽しめます。
Dutch kills bar
2724 Jackson ave
Lic
Mon-Sun 5:00 pm - 2:00 am
Fresh kills bar
161 grand st
Brooklyn,NY 11249
Mon-Thu 5:00 pm - 2:00 am
Fri 5:00 pm - 3:00 am
Sat 2:00 pm - 3:00 am
Sun 2:00 pm - 2:00 am
Yoko Sawai
10/13/2018
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