Hanon (波音)
ウィリアムバーグのロリマー駅を降りてすぐにあったDumontは、2001年にオープンの、みんなに愛されたニューアメリカン・レストランでした。
https://forgotten-ny.com/2015/08/dumont-survivor-williamsburg/
その後、デュモント・バーガーhttp://www.dumontburgerbrooklyn.com
と裾を分けたり、オーナーが自殺したりと色々あり、2014年から、その場所は空き家のままでした。毎日駅を降りるたび「Dumont」のサインが虚しく残っているのを見て、いつになったら、新しい店舗が入るのかと思っていました。
2月の上旬、その場所にようやくうどん屋さんが入ると聞きました。日本のプロダクションカンパニーのロックンロールジャパンと、世界一薄いコンドームでお馴染みのサガミラバーという、ユニークな2つの会社がオーナーです。彼らは、鎌倉にお店を持ち、NY店は、イーストビレッジの居酒屋、ローアーイーストサイドのDavelleのオーナーの金山雄大さんをリクルートし、NYのうどん大冒険に出ました。
Hanonには、全粒粉(Zenryufun)とグリーン笹打打ち(green Sasauchi)の2種類のうどんがあります。いろんな種類の小麦粉を使い、たけのこ、若い大麦の葉などを加え、緑色になります。
うどんは温と冷があり、天ぷら、かき揚げ、鳥キノコ、肉、梅昆布、とろろなどの定番から、サラダ、明太子、ウニなどの変わり種まで、20種類ほどありました。私がオーダーしたきつねうどんは、手作り揚げ豆腐、天かす、ネギ、レモン、グリーンなどが乗っていて、出汁の味は、NY1といっても過言でないくらい、思わず無口になりました。
アぺタイザーには、枝豆、ゴボウの丸太揚げ、キャベツステーキ、豚の角煮、唐揚げ、サラダなど、ハーフの天丼、牛丼など、居酒屋としても使えます。
ドリンクは、まだアルコールはないのですが、ほうじ茶、煎茶、オレンジジュース、ラムネ、ペレグリーノなどのソフトドリンクがあります。
店内は白を基調に、ウッド系のテーブルとイス、現代アートでゆったりした雰囲気、広いバックヤードもあるので夏が楽しみです。カウンターもあるので、1人でふらりと立ち寄るのも良いですし、ウィリアムスバーグに、モダンな日本食レストランが加わったのは、嬉しい限りです。もう日本に行かなくても、正統派の日本食を味わう事が出来ます。全てのうどんを制覇したいと思います。
436 Union Ave
Brooklyn, NY 11211
Mon-sat: 12 pm -3pm/ 5 pm -11pm
Sun:5 pm -10pm
https://www.facebook.com/hanonbrooklyn
Yoko Sawai
2/15/2019
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What’s honeys tuesday:
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