Cloud city (クラウドシティー)ウィリアムスバーグ
ウィリアムスバーグが全盛期だった2003年頃、沢山のロフトにアーティストが住んでいて、そこでショーを催していました。有名なのがマイティ・ロボット、デス・バイ・オーディオですが、デッドヘリングはウィリアムスバーグのDIYショーの一等賞でした。
http://brooklyn-spaces.com/2013/01/dead-herring/
当時は、何かあれば「デッドヘリングね、今日」が合言葉で、人がどこからともなく集まり、みんな勝手に自分の家のように冷蔵庫を開けてビールを飲んだり、ハングアウトしていました。
そこで見たショーは数え切れませんが、グッドグッド、ネッキング、ムーンメン・オン・ザ・ムーンなど、来た人が殆どがバンドをやっているので、気がついたらオーディエンスがステージにいたり、トイレ待ちの時に、友達になったり、夏は外のストゥープでハングアウトしたり、そこで出会った人達は今でも貴重な財産です。
デッドヘリングが2013年にクローズした後、彼らは同じようなスペース、クラウドシティをオープンします。そこで開かれたアートショーにも行きました。
http://www.ele-king.net/columns/regulars/randomaccessny/004362/
その後、自分の練習場所の目の前というロケーションにもかかわらず、しばらく離れていましたが、今回Bankrukt Aliveというコメディショーで、たこ焼き出張させて頂きました。Bankruktは前回のハニチューで最高のコメディを披露してくれたJeff and Buttonsの2人を含むコメディグループです。お揃いの、名前入りのジャンプスーツがお似合いです。
http://www.4533nyc.com/2019/04/honeys-tuesday-vol-26-4919-performance_49.html
久しぶりのクラウドシティは、忘れていたロフトショーDIY感が漂っていました。きちんとした椅子もあり、バーも用意され、サウンドチェックもバッチリです。Bankruktは、Jeff Seals, Chris Manley, Chris Roberti , Shaina Feinbergの4人で、ホスト、コメディショー、サウンド、カメラ、DJなど、ゲストコメディアンも入れながら、自分達で全てをこなしていました。
Shainaは自分の映画も上映し、彼らの特技を披露する発表会のようでした。ドアの女の子が、影からこそこそ見ていると、「誰もこないから、ここに座って見て!」と席に誘導してあげたり、「ローションは大切だよね」、とローションをみんなに回して、みんなでモイスチャー感を確かめ合ったり、オーディエンスに突っ込みを入れつつ、最後はキチンとケアをする、とても優しくフレンドリーなショーで、心が温まりました。
今回はたこ焼きを焼いていたので、何かあれば「たこ焼きがー」とネタにされるのですが、そのおかげでお客さんが買いに来てくれたり、たこ焼きとは、の説明を長々としてくれたり、Shainaはたこ焼きイヤリングをつけてくれたり、彼らの気遣いを感じました。有難い事です。
クラウドシティでは、月に一度ショーをやっているので、是非この空間を楽しんでみて下さい。またたこ焼き出張もさせて頂きます。
Cloud city
85 N 1st St
Brooklyn, NY 11211
Yoko Sawai
4/26/2019
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What’s honeys tuesday:
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