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番外編ーCape Town again ケープタウン再び

番外編ーCape Town again ケープタウン再び






サウスアフリカのケープタウンに来ている。今回で3回目、2年ぶりに訪れた。南半球なので、NYと気候が逆で、今は真夏である。相変わらず天気が良く、気温は30度超え、人々は陽気で、とにかくよく喋る。こんにちはを、省略してはいけない(省略すると次に進んでくれない)














今回はシティセンター地域に泊まった(前回はグリーンポイント)。どこに行くのも便利で、そこからキャンプスベイ、ホウトベイ (LAのスタジオシティのような地域)や、クロックタワーのあるショッピングセンター、ライオンズヘッド()やミューゼンバーグ(ビーチ)、セントラルエリアのレストランやカフェなど、色んな所に行き、色んな人に会った。

 












ホウトベイでは、サウンドシステムを売っているドイツ人のお宅にお邪魔した。家に入るまでジャングルのような緑があり、家の中は、ウッディなテーブルと壁、キッチン、ダイニングルーム、リビングルームは、すべて壁を取り払ってオープンになっている。ダイニングルームの横は外になっていて、プールと日光浴に出来るビーチチェアがある。煙突があり、冬は本当に薪をたいて、家を温めるらしい。2Fが寝室になっているらしい。壁がないので、かなりの解放感。彼は、とても辛口で、ドイツ人のジョークや、ケープタウンは、まだまだ大変だ、など言っていたが、その割にはこんなに大きな家に住んで、可愛い子供もいて、裏のプールで泳いで、私からすれば羨ましい限りだが、人にはそれぞれ悩みがあるのだろう。













2年前に来たときは、深刻な水不足で、シャワーは2日に1回や、トイレはまとめて流すなどの制限があったが、今回はなかったので、状況は良くなっているのでは、と思ったが、夜は絶対に一人で出歩いてはいけない。タクシーは信用してはいけない(Uberを呼べとの事)、などは同じだった。駐車する時は、警備のお兄さんにチップをはずんで車を見ていて貰う。車に何か置いていくと、帰ってきたらなくなっているので注意。まだ、かなり危険な地域である。

 

15年ほど、ケープタウンでダブ、ドラムンベース、ブレイクビーなどの、レーベルをやっているジンバブエ出身の男の子を紹介して貰った。彼は、穏やかなのだが、機関銃のようによくしゃべる。なぜジンバブエからケープタウンに引っ越してきたのかと聞くと、ジンバブエは、通貨が崩壊していて、スーパーに入って、色んなものをカゴに入れて、レジスターに並ぶ頃には、レートが変わり、値段が10倍になっているそうだ。銀行に一週間お金を置いておくと、レートが変化して銀行にとられてしまうらしい。そんなわけで、ジンバブエの人口に半分は違う都市に住んでる。彼は引っ越してから一度も帰っていないらしい。




 また、ノルウェイの離れ島から遊びに来ていた男の子にも会った。ちょうどヨガ・リトリートから帰ってきたばかりと言うので、どんな感じか聞かせてもらったら、リトリートの内容は微妙だったらしいが(この葉には命があって何々など、スピリチャル過ぎた)、そこに参加してた人の話が面白かったらしい。みんな何か問題を抱えているから、ここに来る。さらに、11人中男は2人で、そこで生まれる人間関係などを、身振り手振りで、面白おかしく話してくれた。なぜ、そんなに話が上手いのか聞くと、彼は地元のエンターテインメント・レイトショーの司会をやっているらしい。ヴィデオも見せて貰ったが、キチンとスーツを着ていると別人に見える。






 彼とは、ライオンズヘッドという山に登った。ケープタウンはたくさんの山があるが、その中の一つで、私は2年前にも登った。最近ロッククライミングに挑戦したので、その時の技が活かせると思ったのも最初だけで、急な崖を昇っていけばいくほど、まだまだ崖は続き、体力が追い付かず、私は頂上まで行きつかなかった。対して、彼は、ひょいひょいと猿のように登っていく。彼のホームタウンも自然がいっぱいで、良く山登りに行くからと言っていたが、自分の運動不足がここでも証明された。景色はとてもきれいだったが。



















 

ミューゼンバーグというサーフィンスポットにも連れて行って貰った。モントークみたいなビーチタウンで、普通に海水浴を楽しむ人も沢山いたが、サーフィンが有名で、サーフィン学校もあった。周りを散歩したが、人はとても気さくで、知らない人同士でも、挨拶していた。カフェは常連のサーファーばかりで、搾りたてのジュースも美味しいし、ホームベイクのクロワッサンも美味しかった。

 
















暖かく、ペースがスローなので、LAとアメリカの南部を思い起こさせるが、カラッとしていて夏でも過ごしやすい。海も山も都市も一緒になっていて、とにかく自然が一杯で、緑が茂っている。それでいて山(テーブルマウンテン、ライオンズヘッド、デヴィルズピーク、シグナルヒルなど)は岩肌。レストラン、カフェなどは、NY並みに充実している。どこでも英語が通じる。値段も安く、3人でワイン一本、アパタイザー2つとメインを頼み、全部で$50ぐらい。












2年前にも思ったが、人種の違いで、住む所、仕事、ハングアウト場所などが違っている。あるレストランは全て白人のサーバーだが、別のカフェでは黒人ばかりだったり、アジア人は殆ど居ないが、日本人は白人、中国人は黒人とみなされるらしい(私は散々ニーハオと言われたが)。そう考えると、ここではNYのようなダイバーシティな世界は、まだ程遠い。人々が陽気で、と思ったのは、私がアジア人だからか、と思ったり。車は日本と同じ左側通行、右ハンドルで日本やイギリスと同じ。最近知ったのだが(すいません勉強不足)、南アフリカ共和国のトップ(象徴として)は、イギリスのエリザベス女王。さらに、エリザベス女王は、カナダやオーストラリア、ニュージーランド他たくさんの国(イギリス連邦)のトップなのですね。と言う事は、イギリスが、まだこれらの国を牛耳っていると言う事(そういえばイギリスのヘンリー王子夫妻が、王室から独立するらしいが)NYに住んでいると、それぞれの文化を象徴しつつ、ミックスが当たり前で、皆んな何となく助け合っている気がするのだが、これを聞くと、人種差別はまだまだある。少なくとも、ケープタウンでは。ただ、音楽の話をすると、不思議とみんな一つになる。この話だけは、世界共通なのか、ジャンルは違えど、彼らのやってる音楽を沢山紹介して貰ったし、ここにいるから出来る音楽なのだな、と思う(インディロック率は0だったが)。因みにケープタウンはジャズが有名らしく、レストランに行くと、ジャズ音楽を演奏していたりする。勿論、ダンスミュージックも盛んだが、最近はインターネットのお陰で、ライブ音楽を見に行く人口が減ったらしい。これも世界共通なのか、と思いつつ、2020年の今でも、まだまだ世界は興味深い。


Yoko Sawai

1/14/2020 

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